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by Animal Skin |
10月から11月にかけて、めずらしくスケジュール帳に赤と青の文字が
目立つ。 勤務のシフトは・・・黒 don’t forgetの行事は・・・赤 会議・研修・娘との約束は・・・青 色分けで書き込んであるから、一目瞭然。 休みの日はほとんどが赤と青で埋まっている。 仕事がらみも結構ある・・・という事は、もしかして私の時間はない? 青字の予定の中に「地域連携パス連絡会」というのがある。 これについての冊子が手元にあるので一部を抜粋すると・・・ 『度重なる医療制度改革の中で、各医療機関は地域医療に おける医療の機能分化を推進し、高い質を保ちながら医療の 効率化へ向けての抜本的改革が課題となっています。 こうした状況下で、患者さんを中心に、より安全で質の高い医 療を提供していくには、急性期と回復期、そして在宅や福祉に 至るまで、地域全体が連携・協力し合うという地域医療連携 ネットワークの構築が急務となっております。 特に「地域連携パス」は、連携体制を整えている医療機関同士 で、診療に関わる様々な職種のスタッフによって作成された 「診療計画」であり、患者さんに切れ目のない均質な医療の提供 をサポートする重要なツールです。』 ただし、この地域連携パスも今のところは「大腿骨頚部骨折」を対象に 行われているのみだが、今後は脳血管障害も対象となるだろうという ことです。 要するに急性期病院で、ある一定期間が過ぎると、回復期病院へ連携 パスを使いリハビリを含めた継続治療を行うために紹介入院してくる。 回復期病院で一定期間治療(リハビリ)を行った後は、地域のクリニック や医院などへ紹介しひとりの患者さんに対して、各々の医療機関の間で 連携を取っていこう。 ということらしい。 ここを訪れてくれるドクターなら、この「地域連携パス」という代物の正体 をご存知と思いますが・・・ うちの病院は回復期病院であるために、現在のところは系列の急性期 病院との間で連携パスを使っている。(勿論、大腿骨頚部骨折の患者に 限りだが・・・) が・・・他の急性期病院(2ヶ所)との地域連携パスを始めよう! というわけで、その準備のための会議が「地域連携パス連絡会」になる。 この「連携パス」が、なかなか厄介で紹介してくる急性期病院ごとに様式 が異なっていて、回復期病院であるうちへ、少なくともこれから三種類の 「連携パス」が送られてくることになる。 基本は同じだろうが・・・紹介元が異なった患者さんが三名いれば、其々に 「連携パス」がもれなく・・・ 急性期病院の間で話し合い「連携パス」の様式を統一することはできない だろうか? と、連絡会を前に思うことなのだが・・・ Top▲
by kyara_no_kaori
| 2006-10-14 19:03
| ナースのつぶやき
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